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ブログ

大腸内視鏡検査

 HPをご覧いただきありがとうございます。

 本日は当院での大腸内視鏡検査の特徴をお伝えできればと思います。前回2025年7月22日のブログも併せてお読みいただければ幸いです。

 先日、2025年5月に開院してから750名の患者様の大腸内視鏡検査を行わせていただきました。幸いなことに大きな合併症も無く本日まで診療を続ける事ができており、日々感謝しております。

 当院ではweb上で直接大腸内視鏡検査を予約出来るため、内視鏡検査を受けようと思われる方のきっかけは様々ですが、便潜血検査陽性、血便の自覚、便秘、下痢、腹痛等で内視鏡検査を希望される方が多い印象です。

 大腸内視鏡検査は大腸がんや大腸がんの種になるポリープを発見し治療することのできる唯一の検査であると思いますので、地域の皆様に一度は受けていただきたいと思っております。

 大腸内視鏡検査は辛いという認識から、検査を受けてみたいが躊躇してしまうという方がいらっしゃるかと思います。適切な挿入方法と麻酔の使用で検査を楽に受けていただく事は勿論ですが、内視鏡の質にも注力しているため、当院の大腸内視鏡検査の特徴をお伝えいたします。

 ①盲腸深部到達率100%(一般的に99%以上を目標にすると言われております。以前検査で腸が長いと言われた、痛くて途中で検査が終了したという方はぜひご相談ください)

 ➁盲腸深部到達時間3分以内(大腸内視鏡検査は盲腸までファイバーを挿入したのち、肛門まで抜去してくる過程で粘膜の観察やポリープの切除を行います。挿入時間が短ければ、その分観察時間を長くとることができ、病変の発見率が向上します。体格や腹部手術歴によっては挿入が難しく、5分以上挿入に時間がかかる方もいらっしゃいます。)

  ③ADR(腺腫性ポリープ発見率)65%(直近120名の大腸内視鏡検査を受けられた方の内、腺腫性ポリープが検出された方は78名でした。腺腫性ポリープとは放置しておくと癌化する可能性があったポリープのことを指します)

 今後当院で大腸内視鏡検査を希望される方々の参考となれば幸いです。

 当院は土曜日、日曜日も診療させていただいております(火曜日、祝日が休診日です)

 今後とも荒川西日暮里駅前すがわら消化器内科・内視鏡クリニックをよろしくお願いいたします。

 

院長 菅原一朗